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短期間ダイエットでリバウンドする原因とその対策とは!?



ライザップの影響で良いも悪いも、パーソナルトレーニング業界は大きく活性化しました。パーソナルトレーニングという職業が認められるようになったのも、ライザップが大きな要因だといえます。

「短期間で大きな成果をあげる」「結果にコミットする」といった、切り口でインパクト十分の宣伝方法。そして誰もが1度は観たことのあるあのCM。凄く確立されたマーケティング戦略でこの業界を引っ張っていってくれました。

ライザップに通う芸能人は次々と身体を変化させて、芸能人以外の方も次々と身体を変化させる方がいらっしゃいました。ダイエットプログラムの中に色んな仕掛けがあるので、2か月間などの短期間でしっかり成果がだせる方が多かったのだと考えます。

ただ、物事は常に表裏一体でやってきます。メリットがあればデメリットがあります。ライザップのような短期間ダイエット専門のパーソナルトレーニングジムと、リバウンドしにくい、運動生理学にのっとった持続型パーソナルトレーニングジムのメリットとデメリットは下記のようなものがあげられます。

短期間ダイエットプログラムのパーソナルトレーニングジム




【メリット】

極端な食事制限や極端な高強度の運動やトレーニングを施すため、極端な身体の変化が手に入る。高額な料金を支払って、やらないといけないというモチベーションに繋がるのと、2カ月という短期間だけ我慢すれば良いというマインドが成果結果をつくるサポートをするので、基本的には短期間でも身体の変化を実感することが出来る。

【デメリット】

極端な食事制限や極端な高強度の運動やトレーニングを行うので、極端な身体の変化が手に入るが、極端なことをしているので、食事制限にしても、高強度の運動やトレーニングにしても、継続することが難しい。極端な食事制限なので、もともと心臓などに障害のある方が行うと健康面で危険な状態が起きる可能性がある。トレーニングに関しても、フォームなどの土台がしっかりしていない状態で行うので、怪我などのリスクが高い。

持続型ダイエットプログラムのパーソナルトレーニングジム




【メリット】

運動生理学にのっとって運動やトレーニングを行うので、身体の土台作りから行うことができ怪我のリスクを回避できる。また、適切な機能解剖学に沿ったトレーニングなので、代償動作が起こりにくく、つけたくないところに筋肉がつきにくい。(脚など太くなりにくい)無理な食事制限がないので、継続することができ、リバウンドのリスクを回避できる。

【デメリット】

短期間の極端な食事制限をしないので、短期間での極端な見た目の変化は得にくい。身体の土台をつくるトレーニングは、コンディショニング的な要素が強いので、バリバリ運動して汗をかきたいなどのニーズは、身体のバランスが悪いなどの場合応えられないことがある。

短期間ダイエットでリバウンドする主な原因




短期間のダイエットは一般的に考えると上述したようなデメリットがあげられるのですが、理論的にリバウンドの原因を掘り下げていくと以下のようなものがあげられます。

ダイエット後の水分の増減によるリバウンド




言い方は悪いですが、ミーハーな女性や、身体のことを解っていない中年男性などは、水分の増減で一喜一憂することが多々あります。女性の場合だと、「2日間食べなかったから体重が1㎏も減った」男性の場合だと、「サウナにいって汗を沢山かいたから体重が1㎏減った」などでしょうか。

体重が1㎏減ったことは紛れもない事実ですが、これが脂肪が燃焼したことによるダイエットの成果のように認識されていらっしゃる方が割と多いのです。筋肉や脂肪はそんなに簡単についたり落ちたりするものではありません。

1日2日の体重の変化は基本的には水分の増減で起こっているのです。ダイエットを終えてすぐに1kg体重が戻ってしまったというのであれば、これも水分によるリバウンドです。この場合、体重がリバウンドしているのですが、体脂肪はリバウンドしないので、基本的には見た目は変わりません。

身体の中には、約500g程度の糖質が、主に肝臓と筋肉に蓄積されています。そして、この糖質は、1gにつき約3gの水分と結びつくので、水分と糖質を合わせて、2kgぐらいの重さになります。これらの蓄積された糖質は、短期間のダイエット(糖質制限ダイエットなど)をすると、ほぼカラになってしまいます。

そして、この短期間のダイエット(糖質制限ダイエットなど)をやめると、2日間位で身体の糖質の蓄積が戻っていくので、単純に2㎏の体重が戻ってしまいます。このことからも解るように、短期間のダイエット(糖質制限ダイエットなど)を終えた後に体重が戻るのは、主に水分ということです。

糖質制限から普通の食事に戻すリバウンド




短期間のダイエット後のリバウンド理由で、最もよく聞くのがこのリバウンドです。2か月間の食事制限で女性は甘い物、男性はアルコールや脂っこいものを頑張って制限したので、これを開放したいという欲求がでてしまいます。この欲求のままに、痩せた後の食事内容や運動量に戻すと、(カロリーベースでみた場合)必ず太ります。当たり前のことですが、痩せることにより、消費カロリーは下がってしまいます。

その理由は、ダイエットをすると必ず身体が軽くなったり小さくなったりしているからです。(軽くなったり小さくなっていないと、そもそもダイエット失敗なのでリバウンドは起こりません。)体脂肪が減って体が軽くなると、日常生活で身体を動かす時に使うカロリーが少なくなります。

また、基礎代謝(何もしないでも消費するカロリー)も自然と下がります。これらの理由は、体脂肪が減って身体が小さければ、熱を作る量が少なくても、体温を保つことができたり、身体の面積が小さくなり、空気中に逃げる体温も減少するので、熱をつくる量が自然と減るということがおきます。消費カロリーが落ちるということは、ダイエット前の摂取カロリーや食べ物に戻れば、消費カロリーが落ちた分体脂肪は段々と増えていってしまいます。

ダイエット中にトレーニングを沢山した人は、筋肉がついてるから基礎代謝はあがっているのではという方もいらっしゃいますが、体重を落としながら筋肉をつけることはかなり厳しいものです。ただ、もちろん食事を戻しても、下がってしまった消費カロリー分の運動を継続出来ればリバウンドにはなりにくいですが、すべてを元に戻してしまえば、カロリーベースで考えれば確実にリバウンドが起きてしまいます。

糖質制限ダイエットのストレスで甘い物などをドカ食するリバウンド




ダイエットというのは、そもそも我慢の連続です。「甘い物を我慢しなければならない」「運動しなければならない」「食事管理しなければならない」「痩せなければならい」など、○○しなければならないのオンパレードです。

これは、脳科学的にみてネガティブマインドのオンパレードになります。ネガティブマインドは実は多くのマイナスホルモンを身体に放出してしまいます。そうなると身体はどんどん、マイナス方向に傾倒してしまい、ストレスもどんどん溜まっていきます。そうすると何が起こるかというとドカ食いに発展してしまうのです。

特に短期間の極端な食事制限やダイエットから解放されると、堰を切ったように解放感からドカ食いしてしまうことがあります。そうなると、リバウンドでダイエット前より太ってしまうことさえよくあります。これは、精神的なものといるよりは、物理的な作用が働いているので、極端に食事のカロリーを減らすことや、極端に運動量を増やといった過激なことをすると、起こりやすい現象です。

特に1つの食材を食べ続けたり、糖質や糖質を極端にカットするのも、心身ともにストレスが大きくなってしまいます。また、カロリーを取らなさすぎると、筋肉はドラスティックに減少していきますので代謝もドラスティックに減少してしまいます。

短期間ダイエットのリバウンドでよく勘違いされる原因




短期間ダイエットを実践しているパーソナルトレーニングジムでは、食事制限や運動やトレーニングに関してもそうですが、ダイエットやリバウンドの理論の説明などでも、極端なことを言っているところが多くあります。もちろん、嘘ではないのですが、尾ひれがついたりして非常に極端になってしまい、それが常識で定着していることが少なくありません。そのような勘違いされている原因は以下のようなものがあります。

短期間ダイエット後は飢餓状態になってリバウンドする




短期間ダイエットの際のリバウンドに限らず、順調に落ちていた体重などが、落ちなくなると大体のパーソナルトレーナーは「飢餓状態になっているので、体脂肪を溜め込もうとしているので、体重が落ちないのです。」という説明をします。これは、あながち間違いではなく、確かに多少そのような傾向はでることもあるでしょうがそれだけではありません。

そして、ダイエット後のリバウンド防止の際は、「飢餓状態で栄養の吸収率が上がっているので、そこでドカ食いをしてしまうと、一気に脂肪がついてしまいます。」ということをよく説明します。これについては、カロリーなどを無視すれば、誇大表現だと言わざるを得ません。なぜならば、ダイエットをしていない状態のでの栄養の吸収率が約96%だと言われています。これは数学の観点からになるのですが、これまた誇大表現で120%など言っているのがありますが、120%はなく、%は100%までなので、普段の吸収率が96%だから、遊びは4%しかないのです。こう考えると、吸収率のくだりは大分極端な表現で、原因というには心もとない情報となります。

食事制限は糖質制限以外痩せないのでリバウンドしても糖質制限が必要




短期間ダイエットを推奨しているパーソナルトレーニングジムは大抵が、糖質を制限する食事制限を推奨しており、これ以外では基本痩せることはないと言っています。掘り下げていくと、元々1万年前の人間の祖先はタンパク質と脂質しか摂取してなかったから、糖質は必要ないということを言うパーソナルトレーナーもいます。

確かにこれに関しては、学術的に賛成するドクターもいますが、これが絶対であるという考えは多少乱暴なように思えます。物事は常に球体思考で考えるべきだという論点から考えると、ある方面からみるとこの論理は真実ではなくなります。

それは、歯の種類と本数です。生物学的に肉食と装飾では歯の種類や本数は異なります。この観点からみて、人間の場合、穀物を食べる臼歯が20本 野菜や果物を食べる門歯が8本 肉や魚を食べる犬歯が4本となっているので、割合にすると5:2:1になります。つまり、穀物5:野菜&果物2:肉&魚1の割合で食事を摂取すべきであるという考え方です。

短期間ダイエットを推奨しているパーソナルトレーニングジムのトレーナーがいうように、人間は肉や魚だけでいいのだという表現でいくと、人間の歯はもっと犬歯が多くないと論理的にはおかしくなってしまいます。

短期間ダイエットでリバウンドしない対策とは!?




短期間ダイエットでリバウンドしない対策の1番は、短期間ダイエットを実施しないことです。上記のような理論を理解して取り組んだとしても、どうしてもやはり無理が生じてしまいます。もちろん、結婚式など短期間でダイエットをしないといけない場合は別ですが、長期的にダイエットをし続けたいという方であれば、しない方が懸命です。

世の中は基本的に対価交換方式で動いています。極端に体重を落とせば、極端に体重は戻りますし、長いスパンで体重を落とせば、長いスパンで体重が戻り易くなります。人間はエゴと欲求の塊ですので、長いスパンで計画的に捉えて取り組んでいかないと、一気にいってしまう生物なのです。

他の動物のような脳であればこのような現象は起こりにくいのですが、人間脳という脳がある限り、統計的に極端なことをすると、極端なリバウンドという結果を生じてしまいやすいのです。極端なリバウンドをしてしまうと、「運動や食事制限のダイエットなんて意味ないじゃん。」という、思考にさえなってしまい、その固定観念が強烈であればあるほど、ダイエットが不可能になってしまいます。

社会生活でも何でもそうですが、やはりこつこつとやっていくのが1番安定的です。身体もこれと一緒で、カロリーなどの数字に振り回されずに、身体に必要な栄養素を必要な分だけ摂取する意識づけや、闇雲に運動して、身体を酷使して失敗するのではなく、運動生理学に沿って、こつこつと身体の正しい使い方を学んで、普段の生活の中で、しっかりとカロリーを消費することを学ぶことに意識を変えることが大事です。

急がば回れという言葉があるように、しっかりとダイエットと向き合い、丁寧に実践してくることが重要となっているのです。もし絶対リバウンドしたくないのであれば、短期間ダイエットを売りにしているようなパーソナルトレーニングジムではなくて、運動生理学や正しい食事制限の知識を有しているパーソナルトレーニングジムに行かれることがおすすめです。

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