スポーツ整体と整体の違いを知って自分に必要な整え方を理解する
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スポーツ整体というと、何かしらのスポーツに取り組んでいる人が身体のメンテナンス、ケガの予防のために行うというイメージを持っている人がほとんどだと思います。
本章では、そんな誤解を持っている方へスポーツ整体とは何なのか?
また、一般的な整体と、どんな違いがあるのかを解説していきます。
スポーツ整体と整体の大きな違い
まず、冒頭にも述べたように「スポーツ整体」はスポーツをしている人だけが受ける整体という訳ではありません。
人間は動く生き物であり、動くためにデザインされています。
生きること自体が運動で、動く量が少ない、デスクワークなどで座りっぱなしが多いと、衰えや機能低下を招き健康寿命を短くしてしまいます。
日常動作も低強度のスポーツです。
その考え方で行くと、スポーツ整体は誰しもが受けるべきものです。
次に、「整体」ですがどのようなイメージをお持ちでしょうか?
ベッドに横たわりマッサージやストレッチ、電気治療や鍼治療などを “してもらう” ことをイメージする方が多いのではないでしょうか?
そのイメージ通りで、『一貫して受け身』の施術である場合がほとんどです。
なので、行った直後から2~3日の調子は良いが、また元の良くない状態に戻るという経験をしている方が多いのではないでしょうか?
「スポーツ整体」と「整体」の比較
ここからは「スポーツ整体」と「整体」の比較をしていきます。
スポーツ整体と整体の目的の違い
スポーツ整体と整体ではまず、目的が大きく異なります。
簡単に言うと、スポーツ整体は、
『正しく理にかなった運動によって能動的に身体を整える』
整体は、
『手技などを用いて施術者によって受動的に身体を整えてもらう』
このように、目的が大きく異なります。
どっちが良い悪いという話ではありません。
どちらが今の自分に必要なのかという話です。
整体とスポーツ整体の内容の違い
目的が大きく異なるので、必然的に内容も大きく変わってきます。
「整体」は、受動的にマッサージやストレッチ、鍼灸などで基本的には『静』で受け身です。
「整体」によって、身体のケアを行い、整えることは必要不可欠です。
「スポーツ整体」は、ストレッチや手技を用いて骨や筋肉のアジャストも行いますが基本的には運動によって能動的に整えます。
そもそも身体の痛み、不調、機能不全は日頃の身体の使い方に問題があるから起こっているのであって、身体の使い方を見直し、改善しない限り健康体になることはあり得ません。
しかし、その状態を定着させるには正しい運動パターンの学習が絶対不可欠です。
それを担うのが『スポーツ整体』です。
整体は治療が軸、スポーツ整体は運動が軸
「整体」は、マッサージ、ストレッチ、カイロプラクティック、鍼灸、タイ古式マッサージなど手段は多岐に渡ります。
何が良いかは、色々受けてみて自分に合っている、調子が上がると感じたものを選択すると良いと思います。
何か一つに固執しないで、その時々の身体の調子を感じて直感的にどの施術を受けるかを決めれば良いと思います。
大切なのは、何かしら整体を受けた後に良い感覚、良い状態の身体で正しい運動を行うことです。
ただただ運動すれば良いという訳ではないので、理にかなった正しい身体の動かし方を学ぶことが大切です。
身体に対する考え方、捉え方、イメージの作り方、構造的な理解、根本的に180度変えないと今までの人生で積み重ねてきた “癖” を変えることは難しいでしょう。
スポーツ整体は、その全てをゼロから学ぶことができます。
どちらを選べば良いか?
整体は、身体が痛い、重い、硬い、動きにくいという方がまず、動くための準備をしたい場合に受けてください。
また、日頃から運動をしている人も身体の調子に不調や違和感などがある場合は、信頼できる方の施術を受けることはお勧めです。
「スポーツ整体」は、
- 痛み知らずの身体の作り方を学びたい
- 健康的な身体を手に入れたい
- 一生動ける身体でいたい
- 正しい動きとは何かを知りたい
- スポーツのパフォーマンス向上
など、なりたい自分があるなら受けるべきです。
※QOL:Quality of life(クオリティ オブ ライフ)=「生活の質」(やりがい・生きがい)
スポーツをしている人だけが受けるのがスポーツ整体ではありません。
人それぞれ、目標、やりたいこと、なりたい自分は違います。
しかし、どれもこれも健康的な身体がなければ、目指すことはできません。
与えられた身体は一つです。
しっかり、手入れとメンテナンスをしないと不具合や故障が起こって当然です。
歯磨きは毎日するのに、運動はなぜ毎日しないのでしょうか?
運動習慣がない人は、まず、歯磨きを毎日する感覚で運動をするという習慣を持つことです。
この意識を持ちたいけど持てないという方は、運動に対するイメージを良くないことがほとんどです。
筋トレ?ウォーキング?ランニング?運動=しんどい+続きしない
というイメージを持ってしまっている人が身体に何かしらの悩みや不満を持っている印象です。
逆に運動習慣がある人は、悩み、不満ではなく、もっとこうなりたい、もっとこうしたいというポジティブ感覚を持っている印象です。
運動とは、しんどいことに向き合うイメージではなく、自分の内面と向き合うことです。
何をするかではなく、どう動くかです。
本当に大多数の人が身体の使い方を学んでいません。
ひらがなを読むことがままならない幼稚園児が小説を読むみたいな状態の人がほとんどです。
難しいことにチャレンジしすぎて、挫折や継続困難になっている気がします。
小説を読みたいならまず、ひらがなを覚えましょうという話です。
身体の使い方の基礎がわかっていないから運動がしんどい、嫌い、辛いというネガティブなイメージを持ってしまっています。
身体の使い方の基礎を理解していけば、動かすことが楽になっていきます。
それが、運動を習慣化するきっかけとなり、動くことが楽しくなっていく始まりです。
navisでは、理にかなった身体の使い方を基礎から丁寧に手取り足取りお伝えします。
運動感覚、意識も持ち方、イメージの作り方、身体操作の方法などセルフマネジメント能力の開発のサポートをします。
自分の身体を自分で管理できる方法を伝えることがnavisのスポーツ整体です。
navisのスポーツ整体では以下のような方がお越しになられています。
- 歩行の改善
- 腰痛・肩こり改善
- 体力増強(筋力、持久力、瞬発力など含め)
- サッカーのパフォーマンス向上
- ゴルフの飛距離アップ
- ボディメイク
- 杖をつけないと歩けないので杖なしで歩けるようになりたい(記事参照→【スポーツ整体症例】歩行の痛み改善)
なりたい自分があり、目標が明確にあり、QOLを上げたいという思いがある方にぜひ来てほしいです。
navisのスポーツ整体の詳細はこちらをご覧ください。
全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定資格 NESTA-PFT 取得
美尻トレーナーとしてMBS系列「痛快!明石家電視台」「メッセンジャーの○○は大丈夫なのか?」に出演