足首の硬さが及ぼす健康への影響と柔軟性向上のためのチェック方法
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足首は地面に対して身体を支える重要な部位です。
普段意識ぜずに使っている足首ですが、足首の硬さは、身体の他の部分にさまざまな影響を及ぼすことを認識しておく必要があります。
今回は、足首の硬さのチェック方法をご紹介していきます。
足首の硬さが身体に及ぼす影響
姿勢の問題
足首の柔軟性や機能が低下していると、身体を正しく支えることが難しくなります。
これは、姿勢の安定性やバランスに影響を与え、腰や背中の痛みを引き起こす可能性があります。
動作の制限
足首の柔軟性が低いと、歩行や走行中の足や膝の動きに制限が生じる可能性があります。これにより、他の関節や筋肉に負担がかかり、疲労や怪我のリスクが高まります。
スポーツや運動能力の低下
足首が硬い場合、特にバスケットボールやサッカーなどのスポーツで、ジャンプや回避動作などの動きが制限される可能性があります。その結果として運動のパフォーマンスが低下する可能性があります。
関連する怪我のリスク
足首の柔軟性が低いと、足首捻挫や他の怪我のリスクが高まります。これは、日常生活やスポーツ活動中に起こる可能性があります。
血液循環の低下
足首の柔軟性が低いと、足首周辺の筋肉や靭帯が緊張しやすくなり、血液循環が阻害される可能性があります。これは、足の浮腫や疲労感の増加につながる可能性があります。
このように、足首が硬いと身体全体の動きや機能が制限され、さまざまな健康問題が引き起こされる可能性があるため、柔軟性と正しい使い方を維持することが重要です。
足首の硬さチェック
まずは足首(距骨)の状態をチェックしてみましょう。
以下の3つの動作を行なった際にどの様な状態になるかで足首の硬さが確認ができます。
- しゃがむ
- カエル足
- 正座
まずはこの3つ動作で距骨の状態をチェックしてみましょう。
しゃがみチェック
しゃがむ動作で足首の状態をチェックします。
足首が硬い判定
NG例は以下です。
NG足指が浮く
NG足の外側がめくれる
NG尻もちをつく
この3つの内1つでも該当すればNGです。
仮に全てできたとしても、腰がはる、腕が力む、スネが力む、後ろに倒れそうなのを無理矢理耐えてるというような状態も良くはないです。
足首の柔軟性判定
何のストレスもなくしゃがめることが理想です。
カエル足チェック
カエルストレッチをした時の足首の向き、角度をチェックします。
カエルストレッチの方法は以下です。
足首が硬い判定
NG例は以下です。
NG足首が力んで曲がりすぎる
NGうちくるぶしが床につかない
NGうちくるぶしを床につけようとしたら骨盤が丸まる
この3つの内1つでも該当すればNGです。
上記3つに該当しなくても膝が痛む、目線が下がる、股関節に嫌な痛みがある場合も良くはないです。
足首の柔軟性あり判定
正解は以下です。
正座チェック
正座をした時の足首の状態をチェックします。
足首が硬い判定
NG例は以下です。
NGかかとが外側に流れる
NG足首と足首をくっつけようとしたら足の指や足裏がつる
この2つの内1つでも該当すればNGです。
足首の柔軟性あり判定
正解は以下です。
まずは、これらの問題を解決することが先にやるべきことです。
足首周りのチェック
足首の硬さをチェックする場合、足首だけでなく足首周辺の状態もチェックしておくと良いでしょう。
以下の方法で足首周りの硬さもチェックできます。
ふくらはぎの筋肉とアキレス腱の間を押してみる
この場所が少し押しただけでも痛い、普通に押したらかなり痛いという場合はふくらはぎの筋肉は硬くなっています。
足の指を曲げてみる
このチェック方法は直接的にふくらはぎの硬さには影響しませんが足の指が使えないということは地面を捉えられないので、ふくらはぎが頑張って足を安定させようとしてしまいます。
下記の画像のように指の付け根に山ができること、足の指が90°ぐらいまで曲がることが理想です。
逆に山がない場合や指が45°ぐらいまでしか曲がらないのは良くないです。
この状態の人は足首も硬い可能性が高いです。
上記の動作を行なってみて足首周りの硬さもチェックしてみると良いでしょう。
まとめ
足首の柔軟性を上げる前に以上の動作で今の足首の硬さをチェックしてみてください。
自分はどこが硬くなっているのかがわかってきたら、その状況に合わせて以下のような足首を柔らかくする方法をお試しください。
全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定資格 NESTA-PFT 取得
美尻トレーナーとしてMBS系列「痛快!明石家電視台」「メッセンジャーの○○は大丈夫なのか?」に出演