トレーニングノート

太ももの隙間と骨盤の関係性!!

美脚を語る上で、必ず付きまとうのがO脚・X脚です。脚の太さや、脂肪を気にされる方は非常に多いですが脚の形に意識を向けている人は意外に少ない印象です。実は脚を細くしたい、脂肪を取りたいという人が最も気にしないと行けない事が 「脚のライン」 です。

上図(正面から見た図)のようにO脚・X脚と正常な脚とでは骨で見るとこのような差があります。O脚は膝が外側に傾いており、X脚は膝が内側に傾きます。股関節、足首の中央これを結んだラインに対して膝の中央がどちらに傾いているかがO脚・X脚の判断基準となります。

そもそもなぜ膝が傾くのか??実は膝そのものが傾くのではなく、ヒールを履く習慣や足裏の外側荷重による足部・足関節の骨の歪みや脚を組む、お姉さん座りをよくしてしまうなどの日常の癖による股関節の捻じれ(太ももの骨の捻じれ)などの影響により膝は良くない方向へと傾きます。そして、この膝の傾きに太ももの隙間は影響されます。

太ももの隙間は器質的な骨盤の大きさや形状にも左右されます。単純に骨盤の幅(仙骨や寛骨の大きさ)が大きい人は太ももの隙間も必然的に広がりやすくなります。

さらにはX脚の人よりもO脚の人の方が太ももの隙間は広がりやすくなります。

美脚に絶対必須な骨盤の位置!!

脚は下図のように骨盤についています。骨盤と大腿骨が成す関節を股関節と言います。

骨盤の正常な位置は上前腸骨棘と恥骨を結んだ線が床と垂直であり、その状態を骨盤ニュートラルと言います。

多くの人が骨盤ニュートラルを維持できておらず、骨盤前傾や骨盤後継で日常生活を送っている方がほとんどです。

骨盤の前傾、後傾のいずれも足の位置から垂直の位置に骨盤を維持できていないので上半身の重さを適切に支えられません。骨盤が傾くということは上半身もそれに伴い傾いていきます。しかし、傾いたままでは目線が下がってしまい、視線を上げるために腰から反ってしまったり、首の動きだけで視線を上げるなど、本来骨盤の位置が正しければ何の問題がないことを違う部位による代償動作によって姿勢を成立させようとしてしまいます。いわゆるアライメント不良(姿勢の乱れ)が起こり、腰痛、肩こり、膝痛などの不定愁訴が発症します。結局、アンバランスが生じているので、脚への負担も大きくなります。しかもそれはバランスを欠いているのでどこかの個所にその負担が集中してしまう結果を招きます。その部位が太ももの前側・外側となります。

骨盤の位置が良くないと日常生活における座る、立つ、歩くという基本動作で太ももの前側と外側を常に使ってしまいます。極論を言うと、無意識のうちに常に太ももの前側と外側をメインに使って生活していることになります。これでは、脚のラインは崩れる一方で、細くなってほしい太ももの前側、外側だけが太くなり、ほとんど使われないお尻や内ももは「たるむ」一方です。骨盤の状態が美脚に関わる影響はかなり大きいと言えます。

痩せる」と「細い」では太ももの見た目は全く違います!!

「痩せる」の本来の意味は「身体の肉が落ちて細くなる」です。ということは必要な筋肉までも落とすというイメージになります。皆さんが望んでいるのは細く引き締まったメリハリのある脚ではないでしょうか??これを言い換えると、つくべきところにはついて、落ちてほしい部分は落とすことであり、これを可能にするのが筋肉です。ついてほしい筋肉を発達させることで細い所との差が生まれます。これがメリハリであり、見た目の立体感として現れます。これは「細い」のではなく、「細く見える」という表現が正しいと言えます。痩せるということは食べなければいい話です。しかし、「細く見えるメリハリのある脚」にするためには正しいトレーニングと正しい食事が絶対不可欠です。「細く見えるメリハリのある脚」 = 「美脚」と言えます。

太もも痩せトレーニングはない!!

前述したように太ももを痩せる要因は食べない事です。太ももを細く引き締まった人、脚がキレイだなと思うような人は必ずトレーニングを行い栄養摂取にも意欲的です。脚を細く、メリハリを求めているのであれば筋肉も栄養も絶対不可欠です。「筋肉」 = 「太い」というイメージを持っているのであれば今すぐ捨ててください。筋トレはしないけど、ヨガやピラティスには通ってインナーマッスルを鍛えるという方は多いです。もちろんインナーマッスルも筋肉です。恐らく、「インナーマッスル」 = 「しなやか」 = 「細くなる」 というような連想をしているのでしょう。インナーマッスルとアウターマッスルのバランスを考慮して鍛えることで脚を細く見せることができます。要はバランスです。このバランスが鍛え方や日常生活の良くない習慣などによって狂ってしまうことで脚のラインは崩れてしまいます。まずは肝になる股関節の安定を担うお尻のインナーマッスルを鍛えて股関節を適切に使えるようにしましょう。

太もも横張は足裏に問題あり!!

立ってみてください。今、足の重心はどこにありますか?ほとんどの人が小指側のつま先よりではないでしょうか。これに該当する人は太ももが横張する可能性、あるいは横張していることが多いはずです。理由を簡潔に述べると足裏の外側の骨がズレてしまい、その影響で足首の中央に位置する骨もズレてしまいます。外側に荷重した重心はそのまま、ふくらはぎの外側、さらには太ももの外側へと負担をかけることになります。太ももの横張は足裏のアライメント不良が原因の場合がほとんどです。まずは足の指を使えるようにして足裏の重心を踵の中央と第二趾を結んだラインぐらいに乗るように意識してみましょう。

脚の隙間は骨盤そのものに影響を受けるのではなく、骨盤・股関節の使い方に影響を受けます。骨盤をニュートラルに保ち股関節を適切な場所に収めて正しく使えること。また、足裏のアライメントを整えてしっかりと足の指を使えるようにすること、大きくこの2つが「直線的な脚のライン」 = 「美脚」を作り上げます。いかがでしたでしょうか。ぜひ上記を参考にして、今日からトレーニングを始めてみてください。