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糖質は筋トレ時に必須!糖質制限ダイエットのデメリット3選!



ダイエットを行う場合に、筋トレや運動を行うことも大事ですが、それ以上に、食事制限は大事なことだといわれています。筋トレや運動にも色々な種類ややり方があるように、食事制限にも色んな種類ややり方があります。

フィットネス業界での、ダイエット目的の食事制限で最もメジャーなのが、糖質制限ダイエットと呼ばれるものです。この糖質制限ダイエットというものは、別名、ローカーボダイエット・低糖質ダイエット等色んな呼び方で呼ばれることもありますが、基本メカニズムは大体同じで、炭水化物や糖質の摂取を極力減らすようにするダイエット方法になります。

これらのダイエット方法は、他のダイエット方法に比べてダイエットの効果が出やすいことから今でも主流なダイエット方法で、大手パーソナルトレーニングジム等で未だによく使われる食事制限メソッドになっています。

結果がでやすいこの食事制限メソッドですが、実はリバウンドや身体への負担を考えて行わないと、ゆくゆくはダイエットと逆の効果がでたり、健康を害すなどのデメリットを生み出してしまいます。そうならない為にも、糖質制限ダイエットのメカニズムやデメリットをしっかり抑えてから行う必要があるので、その辺りを掘り下げながら説明していきたいと思います。

炭水化物抜きダイエットのはしりとなったアトキンスダイエット




そもそもこの糖質制限ダイエットや炭水化物抜きダイエットの元となる考え方を考案した方は、ロバート・アトキンスというアメリカの医学博士で、炭水化物の摂取を制限することで、体が蓄積した脂肪をエネルギーとして使用し、短期間で体重(体脂肪)を落とすことができるということで、このダイエット方法を世にだしました。

現在、アトキンスという名前は知らない方が多いですが、、ローカーボダイエット、低炭水化物ダイエット、糖質制限ダイエットなど、すべてアトキンスダイエットからの流れになります。短期間の肉体改造を謳っているジムの多くは、この食事制限を提唱していることが多いです。

糖質制限ダイエットで簡単に痩せるメカニズム




糖質制限ダイエットで簡単に痩せる大きな理由として、以下の2点があげられます。

・一般的に1日に摂取するカロリーのうち、半分が炭水化物で、この炭水化物を減らすと単純に摂取カロリーが減るから。

・炭水化物を制限すると血糖の上昇を抑え、低血糖の状態を維持できるので、脂肪の蓄積を押さえ、脂肪の消費を増やすから。

この中で、体脂肪の増減メカニズムには、インスリンとグルカゴンという2つのホルモンが関与していて、そのメカニズムは以下のようになります。

ダイエット時のインスリンの作用




インスリンは、血液中にブドウ糖が多くなると、余分なブドウ糖を血中から除くように全身の細胞へ指令するために分泌されます。このインスリン分泌により、肝臓細胞や筋肉細胞がブドウ糖をグリコーゲンに変えて蓄えていくのですが、これらの収納スペースは限られているので、余ったブドウ糖は際限のない収納スペースである、脂肪細胞へと送られ、脂肪に変えて溜めこんでしまい、これが太るという結果を招いてしまいます。これらのことから、血糖値を上げ続けると、インスリンの分泌が続き、体脂肪が増加し続けることになります。

グルカゴン分泌で脂肪燃焼




グルカゴンは血糖値が下がりすぎると分泌されます。これにより、肝臓細胞はグリコーゲンをブドウ糖に変えて血中に放出し、(筋肉細胞はグリコーゲンをブドウ糖に変えることができない。)脂肪細胞は蓄えていた脂肪を血中に放出し、この脂肪を他の細胞がエネルギーとして消費していきます。これらのことから、血糖値を下げると、体脂肪は減少し、身体は痩せる方に向かうので、ダイエット効果といえます。

糖質制限ダイエットのメリット!




・短期間で痩せることができる。

糖質制限ダイエットのメリットとして、まずあげられることは、短期間で痩せることができることです。しっかりと制限することによって、早い方では3週間で効果を実感することができます。長期間だと頑張れない方や、効果を実感出来ないと継続できない様な方に喜ばれるメリットです。

・ほぼ確実に痩せることができる。
糖質制限ダイエットのメリットとして、次にあげられことは、ほぼ確実に痩せることができることです。身体の弊害等で効果がだせない可能性があるので、絶対とはいえませんが、ほとんどの方が痩せるという効果を実感することが出来ます。結婚式や前撮り時など、確実に効果がださないといけない方などに、喜ばれるメリットです。

糖質制限ダイエットのデメリット3選!




糖質制限ダイエットには痩せるという観点から考えると、上記の 「短期間で痩せることができる。」 「ほぼ確実に痩せることができる。」 などのメリットがありますが、食時制限後や健康面、その他弊害からみた場合、メリット以上にデメリットが多いのが、この食事制限になります。糖質制限ダイエットをする場合は、これらのデメリットを理解した上で行うのが重要なことなので、特に重要なメリットを3つ選んで紹介させていただきます。

糖質制限ダイエットのリバウンドメカニズム




糖質制限ダイエットを行うと、短期間にほぼ確実に痩せることが出来るのですが、元の食事に戻すと高い確率でリバウンドするのも特徴の1つです。糖質制限ダイエットは、ケトン体が高いレベルで血中に表れ、このケトン体には食欲を抑える効果があり、最初は摂取量カロリーが落ちるのですが、そのうち高ケトン状態に体が慣れ、ケトン体が出ていても食欲が抑えられなくなり、食事量が戻って体重の減りも戻ってしまうという現象に陥ってしまいます。

この理屈でいくと、食事量を戻さず、摂取カロリーを減らせば体重の減りも抑えられそうですが、別の理由でリバウンドすることが待っています。それは代謝能力の低下です。糖質(炭水化物)は3大栄養素の1つです。人が必ず摂取しないといけないもので、エネルギー源以外に、内臓などの原料になるべき栄養素でもあります。

糖質がないと、内臓等の再合成がうまく出来ず機能低下が起こり、これにより代謝ダウンが起こってしまいます。「代謝=筋肉」というイメージが強いですが、実は内臓も代謝に大きく絡んでいます。ですので、糖質制限ダイエットで内臓機能が低下していれば、いくら摂取カロリーを落としていたとしても、脂肪の蓄積が促進されてしまう可能背が高くなってしまいます。

糖質制限ダイエットで筋肉落ちるメカニズム




糖質制限をすると筋肉が減少するというのは、よく聞くフレーズだと思います。その理由は、糖質は、脳のエネルギー源となるなど、生命の維持に欠くことのできない大切な栄養素で、糖質を制限すると、タンパク質の元となるアミノ酸が肝臓において糖に変換されるという回路が動き始めます。

そのアミノ酸の供給元は体内の筋肉になるので、糖質が不足すると、それを補充しようと身体が自らの筋肉をアミノ酸に分解して糖を作り出すこととなり、結果的に筋肉の量が減少してしまうのです。そして、炭水化物 ( ブドウ糖 ) は、脳の栄養分・筋肉・内臓・靭帯・腱・骨などの結合組織の原料として絶対に必要となる栄養素になり、筋肉や内臓の原料が不足する状態になるので、代謝が落ちやすくリバウンドしやすいといわれています。

これら2点のことから、筋肉が落ちやすいということと、筋肉がつきにくいということが起こってしまいます。確かに糖質制限を行えば体脂肪も減りますが、筋肉も少なからず減ってしまう可能性は高いでしょう。しかし、筋肉がどの程度減ってしまうかはやり方によって異なります。当然のことながら、著しくカロリー不足の状態に陥れば筋肉の減少幅はそれだけ大きくなるので、筋肉のことまで考えるのであれな、カロリー摂取は身長に行う必要があるのです。

糖質制限ダイエットの心筋梗塞のリスク




心筋梗塞とは、心筋に酸素や栄養を送る動脈の血流が滞り、心筋細胞が壊死した状態で、主な原因は、動脈の壁がつまったり、固くなったり、血液内にコレステロールが増え、動脈の壁に付着してしまうからです。動脈硬化は加齢によって、誰しも進行するものですが、若年時の喫煙や肥満、ストレスや、動物性脂肪(コレステロール)の多い食事をすることで増加するため、過度な動物性タンパク質の摂取は心筋梗塞のリスクを高めてしまいます。

糖質制限ダイエットは、糖質や炭水化物を避けて、タンパク質中心の食事制限になってしまい、タンパク質性食品の摂取量が増えることは、コレステロールの増加を招くため、心筋梗塞発症のリスクが高まります。また、脂肪の摂り過ぎで飽和脂肪酸が過剰になった場合は、腸内の悪玉コレステロールが増加して、これも動脈硬化を招きやすくなり、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす原因にもなってしまいます。

ちなみに、糖質制限ダイエットの元となった、アトキンスダイエットの発案者の、ロバート・アトキンス医師は、72歳で心筋梗塞で亡くなっており、亡くなる直前の体重は116kgでしたので、心筋梗塞とリバウンドのリスクとの因果関係は多少なりともあるといえるはずです。

糖質制限ダイエットのデメリットまとめ




糖質制限ダイエットは短期間に痩せたい、必ず結果を出したい、あまり考えずにシンプルに食事制限をしたいという方にとっては有効なダイエットメソッドになります。ただ、上記であげたような色んなリスクを考慮しておく必要があります。特に心臓を中心に身体の内臓等にリスクを背負った方に関しては、それを考慮して行うべきです。

健康のために痩せるという行為が逆に不健康になり、命のリスクもあるということは必ず頭の片隅に置いててください。それ以外の方でも、リバウンドのリスクや筋トレの効果がでにくいなどのリスクもありますし、栄養バランスの偏りから、腸内環境をはじめとした、色んな内蔵機能の低下の可能性も十分ありますので、肌の状態が悪くなったり、便秘を引き起こすなどの副作用も十分に考えられます。

ただ痩せるだけでは、見た目はよくなりません、健康的に痩せるということは非常に重要なことです。不健康に痩せた方はキレイといえるでしょうか。短期間で結果をだすパーソナルトレーニングジムは、「痩せるにはこの方法しかない。」 と、断言していますが、決してそのようなことはありません。結婚式前など、短期間で痩せなければいけない時はまだしも、それ以外の時はいくらでも別の方法はあります。あまり偏った情報だけに惑わされて、固定観念を持たないように、バランスの良い食事で、健康的な見た目のよい身体を目指していきましょう。

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