桃尻の作り方はトレーニングだけじゃない!「歩き方・立ち方・エクササイズ」をご紹介
Contents
桃尻になるためには、誰もがお尻のトレーニングをすれば良いと考えるのではないでしょうか?
長年美脚・美尻づくりを研究した経験から、「桃尻」を作るには、お尻のトレーニングだけでなく、+αの努力でさらに綺麗な桃尻を作れることをご存知でしょうか?
桃尻とは?
まずはじめに、桃尻とはどういったお尻のことを言うか少し考えてみたいと思います。
簡単に言えば桃のような「丸いお尻」のことを言います。
人間は重力の下で生活しているので、筋肉や皮膚・脂肪などに、張りや張力(ちょうりょく:引っ張る力)がなくなると下に垂れてきてしまいます。これがお尻が下がってしまう原因の一番といっても過言ではありません。
お尻にボリュームを出して、お尻のトップの位置を上げ、重力に負けないお尻作りは、見た目だけでなく身体活動においても重要な役割を果たしますので、是非この記事をご覧いただき、理想のボディを手に入れる糧としていただきたく思います。
お尻の筋肉を使うということ
桃尻になるためにお尻の筋肉ってどうやって使うのか考えたことはありますか?
「スクワットした時に使うでしょ」
と思いますよね?実際に正しいスクワットであればお尻も使うのですが、もっと日常で使う動作があります。
それは「歩く時」です。
脚を骨盤の位置よりも後ろに引いたときにお尻の筋肉は収縮します。
こういった細かい動作の中にお尻の筋肉を使うということが潜んでおり、日常生活からお尻を使うことが出来れば身体は劇的に変化します。
つまり、桃尻を目指すには日常生活からお尻を使うことを意識していくことが必須で一番の近道というわけです。
日常でお尻が使えると良いことがいっぱい
日常的にお尻が使えると、ダイエットにも良い影響があります。
それはなぜかというと、お尻の筋肉の体積の大きさに秘密があります。
お尻の筋肉は身体全体で見たときに最も大きい体積を持った筋肉で、体積が大きい筋肉はそれだけ大きな代謝を担っているというわけです。これが「ヒップアップしたことで痩せる」理由となります。
脂肪燃焼の流れ
- 歩行を意識する→
- 歩行を意識するとお尻が使われる→
- お尻が使われるとヒップアップに繋がる→
- ヒップアップにより日常生活でより一層お尻が使われる→
- 体積の大きなお尻の筋肉が使えれば代謝が上がる→
- 脂肪燃焼に繋がる
がむしゃらなトレーニングではなく狙った筋肉に習慣的に刺激を入れることが大事なのです。
歩き方で作る桃尻
歩き方が桃尻を作るためには重要と言うことをお伝えしてきましたが、それでは、桃尻を作るためにはどのような歩き方で歩いたら良いのでしょうか?それは正しい歩き方をするだけで良いのです。
桃尻のための正しい歩き方
正しい歩き方とは、脚を前に出したとき踏み出した脚と後ろに残った脚とで直角三角形が作れる状態で、その時にお尻が使えることがとても良い姿勢と言えます。
実際にやってみましょう!
直立の状態で後ろ脚を膝が曲がらないように地面から浮かせて、後ろに引きます。
この時、腰が反らずに前側の脚の膝は曲がりも伸びきりもせず、力が入っていない状態であること!
かつお尻の筋肉がギュッと中心に集まる感覚が出ればバッチリです!
これを連続で行う事で桃尻を目指すことが出来る歩行が可能となります。
正しい歩き方の詳細はこちら↓↓
間違った歩き方は踏み出した足の着地の際に太ももの前側でブレーキをかけてしまうことです。
脚だけが前に進むと人間の身体にはストップ動作がかかり続けるので、日常生活で太ももの前側の筋肉を無意識に筋トレしている状態になってしますのです。
よって、間違った歩き方をしている人は太ももの前側が発達してしまっているので、そういった悩みを持っている方はまず、歩き方を見直すことをオススメします!
立ち姿で作る桃尻
どんなにトレーニングを頑張ってもやはり姿勢が悪いと見栄えが悪くなってしまうのが正直なところです。
トレーニングのときもそうですが、フォームが崩れている時とフォームがキレイに出来ているときならばどっちの方が桃尻になれそうですか?
当然、後者ですよね。
つまり、日常の生活でも正しい姿勢であれば本来使うべき筋肉を常に正しく使えるのです。
歩行も立ち姿勢も常にお尻が使えたら毎日桃尻のトレーニングが出来ますし、無意識にお尻が鍛えられます。
トレーニングは毎日行わないほうが良いので一概には言えませんが、少なくとも筋トレよりも小さな負荷で少しずつトレーニングできるのは非常に魅力的なことです。
では、正しい姿勢はどのようなものでしょうか?それをお伝えしていきたいと思います。
桃尻のための正しい姿勢
はじめに正しい姿勢の定義をお伝えします。
- 耳介(じかい:耳の穴)
- 肩峰(けんぽう:肩の先)
- 大転子(だいてんし:骨盤の骨を触り少し下に滑らせていった出っ張り)
- 内踝(ないか:内くるぶし)
上記の4つが一直線になっていることです。
いずれかの上下の部位だけが揃っていてもNGで全てが一直線になることが条件です。
ストレートネックの人は肩と耳の位置がずれていることがほとんどなので頭の位置を正しい位置に戻すことが必要ですし、猫背で骨盤が後傾している人は骨盤を前傾にして正しい位置に戻すなどが必要です。
立ち姿だけでも桃尻の見栄えが変わります!
しかもお尻も上がっているように見えるなどのメリットもあります!
まずは立ち姿勢を意識して日常を過ごしてみてください!
マッサージで作る桃尻
冒頭で重力によってお尻は垂れ下がるということをお伝えしましたが、それ以外にもお尻を下に引っ張る筋肉が存在します。
それは太ももの裏の筋肉で「ハムストリングス」と呼ばれています。
このハムストリングを緩めることによって、上に上がろうとするお尻の筋肉を解放することができるのです。
桃尻のための筋膜リリースの仕方
丁度お尻と太ももの境目をがっちり掴み、横に揺らすようにします。
すると、筋肉の癒着(筋肉同士がくっつく現象)を解消することが出来ます。
コレにより、筋肉の動きが滑らかになるだけでなく、裏太ももの筋肉の引っ張る力が弱まるのであっという間にヒップアップに繋がるのです。(左のお尻が右に比べて上がっている)
また、この裏太ももの筋肉が緩むことで、お尻の筋肉と裏太ももの筋肉の役割が明確になり、裏太ももが細く見せることもできるのがこのマッサージの利点です。
エクササイズで作る桃尻
ここまで様々な桃尻の作り方をお伝えしましたが、やはり、エクササイズを行ってヒップアップを目指すこともとても重要です。
しかし、桃尻には条件があり、「お尻のボリュームが大きい」ことが挙げられます。ただヒップアップするだけなら日常生活の意識やマッサージでも通用するのですが、筋肉を発達させるとなるとそうはいきません。
ここで重要なのがスクワットなどのお尻のエクササイズです!
お尻のエクササイズは同時にダイエットにも繋がるものばかりで、スクワットはダイエットの代表的なエクササイズとも言えますので、ぜひトライしてみてください。
スクワット(ノーマル)
これがノーマルのスクワットで、多くの人は太ももの前側を使いがちですが、動画のようにしっかりと股関節から動かすことでお尻を使うことが出来ます。
ブルガリアンスクワット
ブルガリアンスクワットは非常に運動強度が高く、お尻を追い込むにはもってこいのエクササイズです。運動強度が高い分、疲労感もすごいので運動代謝もグンと上がっていきます。
相撲スクワット
相撲スクワットはお尻の横の筋肉を鍛えるだけでなく内太ももにも効かせることが出来るので、体積の大きな筋肉を同時に鍛えることができる優れたエクササイズです。
運動代謝により代謝が上がりダイエット効果も得られます。そして、このダイエット効果による脂肪燃焼に繋がった先には桃尻という結果になります。裏太ももの脂肪が落ちると脚は細く見えるようになり対照的にお尻は大きく見えるのです。
しっかりとした桃尻をつくるには、お尻のトレーニングをしっかり行ってボリュームをだすことも大事ですが、ダイエットと両立させメリハリあるお尻のラインをつくることが必要不可欠です。
今回は色々な角度から「桃尻の作り方」を見ていきましたが、ダイエットするために行うことも、桃尻を作るために行うことも入口が同じで、お尻を鍛えるということが大事です。まずは意識して日常生活を送り、家で出来る事、ジムで出来る事に全力で取り組むことで、目標は達成できます。
ここまで読んだあなたはその目標達成の第一歩を踏み出しています。桃尻目指して頑張っていきましょう!
日本でお尻のトレーナー第一人者として有名なのは岡部友さんですが(岡部友さんのブログはこちら。)海外では、日本以上に大きなお尻がブームになっているので、桃尻の様な写真を投稿することが物凄く流行っています。
すでに日本でも桃尻を目指す方はおおくおられますので、皆さんもぜひ理想の桃尻を目指して、頑張ってください!
全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定資格 NESTA-PFT 取得
美尻トレーナーとしてMBS系列「痛快!明石家電視台」「メッセンジャーの○○は大丈夫なのか?」に出演