トレーニングノート

トレーニングジムでダイエットしてから便秘になった… そんな方への解消法!

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今年こそは痩せると意気込んでトレーニングジムなどで、ダイエットをスタートしている人は良く見聞きします。

ダイエットを成功してキレイになっている人もいれば、ダイエットに失敗して、もどかしさを感じている方など色んなアフターさんがいらっしゃいます。

成功の成否に関わらず耳にするのが、「トレーニングジムでダイエットしてから便秘になった」「便秘がちでお腹がすっきりしない」といった、便秘に関する悩みです。

私は30歳まで便秘のべの字も知らないような快便で、便秘の方の気持ちも解らなければ、便秘というものの実感がなかったので、便秘のメカニズムなどを勉強する気もありませんでした。

それが、30歳を機に徹底した食事制限とトレーニングにより、完璧なダイエットをしてみようという思いつきからから行ったダイエットで、見事便秘となり、その苦しさを十二分に味わいきりました。

胃腸の重たさ、カラダのむくみ、倦怠感、肌荒れ、免疫低下、etc… 「便秘って、こんなにも大変なものだったんだ」と、衝撃を受けたのを今でも覚えています。

それでは何故便秘になるのか?

あまり難しく説明があっても埒があかないので、物凄くシンプルに捉えると「腸の機能低下」以上といった感じのことなのです。

だから、便秘を解消するには、腸の機能をあげていけばいいのです。

じゃあ、どうやって便秘を解消したらいいのか? それを、私の色々な体験談を元に、紹介して評価もつけていきたいと思います。(個人差があるので、どれが当たるかは解らないですが、きっといつか正解に辿りつくはずです。)

便秘で便がでない!病院で検査からスタート!

便秘になると便がでないのは当たり前ですね。そして、便がでない状態に陥って、人は初めてそこを改善したいと考えます。

私はやる時は徹底的にやりたいタイプの人間なので、徹底的にやる為にはまず、病院でしっかりと検査してからスタートだと考え、知人の紹介で、腸の専門病院に行きました。

そこでは、胃と腸の内視鏡と診断です。(1日で全て出来るから検査としては楽ちんでした。)内視鏡の結果などを参考にしながらドクターの見解です。

「ポリープとか宿便もないし、とてもキレイで異常なし。以上。」といった感じでした。

便秘という異常があるからきたのに、異常なし。

ちょっと食い下がろうと、人生初の便秘であること、腸痛があってしんどいんです。ということを訴えてみましたが、少し面倒臭そうに、「じゃあ、ビオフェルミン1カ月のんでみて。」と、処方箋を書いていただきました。

ここからが、便秘を解消する試行錯誤のスタートです。

便秘のお薬といえばビオフェルミン!

社会的権威のあるドクター、特に腸や便秘の専門医に勧められたビオフェルミンなので、1カ月間毎日しっかりと飲み続ける覚悟を持って挑みました。

ビオフェルミンの詳細に関しては、ビオフェルミン製薬のHPをご覧ください。

ビオフェルミンの主な成分が、ビフィズス菌や乳酸菌が多く含まれていて、腸内環境を高めてくれることにより、蠕動運動などを活性化して、便秘を解消するという代物です。

ビオフェルミンのサイトの注意書きにも書いてありますが、個人差があり、全ての人が便秘解消する訳ではありません。

私はどうだったかというと、ほぼまったくといっていいほど効果がありませんでした。

便秘解消は元より、腸痛の改善にも至らないという結果になってしまいました。

ビオフェルミンの評価としては、以下のようになります。(評価に関しては、あくまでも私見です。)

お手軽度  ★★★★★

コスパ度  ★★★☆☆

便秘改善度 ★★☆☆☆

おススメ度 ★★★☆☆

便秘といえば、ビオフェルミンという感覚がしっかりと浸透しているように、やはり効果がでている方も多いのだと思います。

薬局などで手軽に購入することも出来ますし、ただのむだけなので、面倒な感じもありません。

ただ、私自身に全く効果がなかったので、流石におススメは出来ませんが、効果がでる人にはでると思うので、手軽さという観点からおススメ度は★3つとなりました。

ヤクルトは便秘解消の強い味方かも!?

ビオフェルミンでの便秘改善に失敗して、次の手段として選んだのがヤクルトでした。

こちらもまた、野球球団をもつ程の巨大企業で、巨大企業であれば、しっかり売上があるということ。

しっかり売上があるということは、効果があるということという安直な理由で着手してみました。

ヤクルトのしくみは凄いなと思うのは、注文するとヤクルトレディが来てくれます。

そして、予想以上にホスピタリティ高いです。

手書きのお手紙をくれたり、体調を気遣ってくれたり、至れり尽くせりです。

ヤクルトといえば、有名なのが乳酸菌シロタ株ですね。

この乳酸菌シロタ株が、腸にいるビフィズス菌を増加させて、大腸菌などの悪玉菌を減少させる効果があるとされています。

乳酸菌シロタ株の詳細に関しては、ヤクルトのHPをご覧ください。

こちらのヤクルトは3カ月間試してみたところ、飲み始めて1カ月後位に、便秘が多少解消されてきました。

便がでるようになってきたのです。

腸痛解消まではいきませんでしたが、確実に便秘に効果がみられました。

ただ、残念なことにヤクルトは甘いのです。

カロリーハーフなども出ているのですが、それでもやっぱり甘いのです。

普段摂取していない甘いものを毎日継続的にどうなるかというと、ダイエットと逆効果がでてしまいますね。

なんとなく肉づきがよくなってきたのです。

ダイエットという観点からみるとヤクルトはちょっと敬遠すべきものかもしれません。

そして、ダイエットの観点から否定的に捉えてしまったからなのか、だんだん便秘の効果も薄らいできたので、ヤクルトレディとの別れは寂しかったですが、契約を打ち切ることにしました。

そんなヤクルトの評価は以下のようになります。(評価に関しては、あくまでも私見です。)

お手軽度  ★★★★☆

コスパ度  ★★★☆☆

便秘改善度 ★★★☆☆

おススメ度 ★★★☆☆

実際に便秘改善という結果がでたので、便秘には効果があると思います。

職場に置いて少量飲むだけという手軽さもいいですし、コスパもまずまずかなと感じました。ただ、やっぱり甘さや糖分が気になります。

特にダイエットという観点からみて、天秤にかけると、便秘改善の期待値より、逆ダイエットのリスクが勝ってしまうので、あまりおススメは出来ません。

ダイエットにあまり興味がないような方なら、効果もでると思うので、ヤクルトレディのホスピタリティも込みで、おススメ度は★3つとなりました。

本当にお茶で便秘解消が出来るのか!?

トレーニングジムに継続して通われているクライアントさんは、健康に対する意識が非常に高く、もちろん便秘改善に関しても色んなことを試されている方がいらっしゃいます。

そんな方々の色んなアドバイスを参考にして、便秘に最も効くであろうお茶に辿り着きました。

その名も「モリモリスリム」いかにもでそうな名前ですね。

モリモリスリムの詳細に関しては、ハーブ健康本舗のHPをご覧ください。

成分としては、プーアール茶が主のようで、クライアントさんの情報などをまとめると、天然の下剤だという感じでした。

早速ネットで注文して、飲んでみました。

天然の下剤ということである程度覚悟はしていたのですが、やはりそうでした。

お腹というか腸が痛い。

しくしく痛いというか、じくじく痛いというか、下剤特有なあの感じです。

3~4時間くらいじわじわとした痛みに我慢しながら、トイレをいったりきたりしましたが、成果としてはほんの少しでました。

私の中では、ハイリスクローリターンな感じです。

そんなモリモリスリムの評価は以下のようになります。(評価に関しては、あくまでも私見です。)

お手軽度  ★★★☆☆

コスパ度  ★★★☆☆

便秘改善度 ★★☆☆☆

おススメ度 ★★★☆☆

私の場合は、あの腹痛は2度と味わいたくないという理由から、1度の使用で終わりましたが、ネットなでど色々調べてみると、分量などを自分で調節しながら飲んだりすると、良い感じで活用出来るような情報もあり、且つ肯定的な口コミを多くみたので、結構効果はあるのかなという感じでした。

クライアントさんも推奨していますし、おススメ度は★3つとなりました。

実は便秘の強い味方!?水溶性食物繊維豊富なりんご!

便秘には食物繊維が凄くよいということは、1度は耳にしたことがあるかと思います。

食物繊維に関しては、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があって、りんごは水溶性食物繊維になります。

不溶性食物繊維の玄米は、便秘に効くとしばしば情報発信されてますが、実は水溶性食物繊維のリンゴも便秘に効きます。(りんごは脂肪燃焼効果も高いので、トレーニング中やダイエット中にもおすすめ)

ビオフェルミンやヤクルトやお茶に関しては、いわば対症療法になるので、冒頭の文章で述べたような、腸の機能低下の根本的な改善という部分では疑問があります。

本来は腸の機能低下がなぜ起こったのかを考えないといけません。

そうなると、根本的な原因の1つとしてあげられるのが、食べ物です。

添加物満載の加工された食べ物ではなくて、果物や野菜などの、自然界で出来たものを食べて、水溶性食物繊維 + 腸内環境UPという視点で考えないといけません。

そんな中で摂取し始めたりんごですが、ことの他早く効果が出始めて、毎日1個ずつを5日間続けただけで、ある程度の便がで始めました。これは凄いと調子に乗って2個食べたところでお腹に異変が。

あのモリモリスリムを飲んだ時よりも急速な腹痛と便意。

水溶性食物繊維の一気の摂取によるものか何か解りませんが、強い下剤を飲んだような便になりました。

食べ過ぎはやはり禁物ですね。

そんなりんごの評価は以下のようになります。(評価に関しては、あくまでも私見です。)

お手軽度  ★★★☆☆

コスパ度  ★★★★☆

便秘改善度 ★★★★★

おススメ度 ★★★★☆

りんごでこんなにも便がでるというのは衝撃的でした。

正直なところそこまで期待していなかったので、ある意味嬉しい誤算です。

加工されてないりんごであれば添加物等で腸内環境がさがることもない(ワックスが塗ってあることが多いのでしっかりと洗ってください。)ですし、おすすめです。

ただ、酸化が非常に速いので、むいて持ち運びが出来ません。

そういった意味でお手軽さは多少下がってしまい、おススメ度は★4つになりました。

玄米(リブレフラワー)は便秘改善の最終兵器!?

最近のトレーニングジムは、ようやくですが、ささみだけを食べてくださいというところが減ってきました。

タンパク質食材のみを摂取すれば、痩せるのは間違いないですが、腸内環境が著しく下がって便秘になる可能性が高いものです。

それらを踏まえて炭水化物も摂取するように指導するトレーニングジムが増えてきましたが、その中でも玄米をおススメしているところが多いように思います。

私も便秘の際は玄米に非常に助けられました。

玄米を食べてから1週間後には、しっかり便がでるようになって、継続度もかなり高めです。

色んな玄米を試しましたが、九州の玄米が1番便秘に効果があるというような結果がも導き出すことが出来ました。

これにより玄米を追及していったのですが、どうしても発芽抑制因子というものが邪魔をします。

大豆や玄米などの種子的な食べ物には、発芽抑制因子というものが多く含まれており、これが人間には毒にあたります。

食物繊維などの影響で確かに便秘は解消しますが、玄米を食べ続けていると、カラダの倦怠感などの不調がでてしまいます。

私のカラダはデリケートなので、日々のトレーニングが億劫になる位の倦怠感です。

毒素によりカラダの機能が低下したからだと考えられます。

この毒素を解消するには、焙煎・発酵・発芽の3つしか手段がありません。

焙煎は炊き上がりが美味しくなくなるのでNG。

発酵は普通に腐るのでNG。米を乾燥させるのに、機械を使っている玄米が多く、その場合は米が死んでいるので、発芽しない状態になっているし、発芽玄米と銘打って売ってある玄米は、逆に発芽抑制因子まみれなので、絶対に食べない方が賢明です。

そして、この毒素をクリアしたとしても、玄米は非常に消化しにくい食べ物なので、胃腸に負担をかけてしまい、腸内環境ダウンになりやすいものです。

そんな中で、色んなモノを探した結果、株式会社シガリオの「リブレフラワー」という玄米粉に辿り着きました。

株式会社シガリオのHPでご確認ください。

これは有機玄米を焙煎して物凄く細かく粉砕してあるので(水に溶けるくらい)毒素もなく、消化にもよく玄米の良い部分だけをピックアップしたような食品です。

もちろん便秘にも有効で、これを活用し続けているお陰で10年近く便秘はなくなっています。

そんな玄米(リブレフラワー)の評価は以下のようになります。(評価に関しては、あくまでも私見です。)

お手軽度  ★★★★☆

コスパ度  ★★★★★

便秘改善度 ★★★★★

おススメ度 ★★★★★

持ち運び等でちょっと不便さがあるので、お手軽度は少し低いですが、それ以外に関しては抜群の評価です。

リブレフラワー事態も1000円程度で1カ月は持ちますし、何より便秘が改善するので、コスパ等は抜群になります。

腸内環境自体もあがるので、おススメ度は★4つになりました。

女性の便秘の原因は生活習慣や冷えの関与が大きい!

トレーニングジムでたくさんの女性のクライアントさんをみてきました。

正しいトレーニングなどによって、ダイエット効果がでられる方も多いのですが、便秘や冷えなどを抱えた方は、どんなトレーニングをしてもなかなか効果がでない方もいらっしゃいます。

そんな効果のでない女性に共通するキーワードが「便秘」「冷え」です。

これらの便秘や冷えの原因は食べ物が大きなウエイトが締めていますが、もともと筋肉量や骨盤の形状など冷えがでやすい環境にあります。

その形状に+して、小麦粉や砂糖など女性が好きな食べ物に含まれているものが、腸内環境をさげる要因になり、さらには、夏はどこにいってもがんがんのクーラーでカラダが冷えてしまうし、最近は湯船に浸かる習慣もなくなってきたので、女性のカラダが冷えて当然の環境が出来上がってしまうのです。

そんな生活習慣が腸などの内臓の冷えを助長し、便秘にも繋がっているのです。

食事をする時に、カラダを温めるようなものや、前述したような、腸内環境をあげたり、便秘を解消する食べ物を摂取してもらうのですが、なかなか時間がかかってしまい挫折するクライアントさんが続出していました。

そんな中、手っ取り早く内臓を温めるメソッドに出会いました。

その名も「海水温熱療法」です。

沖縄の海水で蒸したタオルで、40分位カラダを温めるだけで、凄い人では1回で。

平均でいくと、10回位の施術で腸が柔らかくなって、便秘の改善にもつながっていきます。

海水温熱療法の詳細はこちらHPをご覧ください。

トレーニングジムに通ってダイエットしたら便秘になった!まとめ

トレーニングジムに通いだして、タンパク質だけを食べさせられてダイエットしたら便秘になったという話は本当によく聞きます。

便秘になるようなことをしたら便秘になるのは当たり前ですし、一度便秘になったら、元の生活習慣に戻したとて、そんなに簡単に改善するようなものではありません。

ですので、まずはあまり極端なことをしないのが大事です。

そして、カラダが欲しているものを食べる。

日本人本来の平熱(37度)というのを理解して、自分のカラダがどれだけ冷えているか、腸がどれだけ冷えていて機能してないか。

そんな基本となるところに着目して、便秘改善に取り組んでみるといいかと思います。

対症療法も一つの手段ですが、やっぱり根本から見直して、便秘を撃退していくのが1番です。

ダイエットの天敵である便秘を改善して、正しいトレーニングと組み合わせて理想のカラダづくりをしてみてください。

自分史上最高の身体へ