スポーツ整体に通う頻度について
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スポーツ整体とは
navisが提唱するスポーツ整体とは、手技を用いて身体の調整を行い、その状態を馴染ませ、定着させ、使えるようにするため、人の手を借りつつ正しい運動パターンの習得していくことで身体を整えていきます。
つまり、『動きの中で整える』ことがnavisスポーツ整体の真髄であり、「無駄のない体重移動」と「理にかなった身体の使い方」を学ぶこととなります。
スポーツ整体に通う基本的な頻度
一般的に整体では「週1回」ぐらいで来てくださいとよく言われると思います。
スポーツ整体も、基本的には「週1回」ぐらいで来ていただければと思っています。
- 不調の改善の場合 週2回以上
- 健康維持の場合 月1〜2回
- スポーツなどのパフォーマンスアップの場合 週1回 or 週2回以上
※あくまでも目安ですのでご自身の状態に合わせて来店頻度を決めていただくことをお勧めしています。
通う頻度は日常生活の質で決まる
ただし、スポーツ整体に来る頻度は「日常をどういう意識で過ごすか」で決めます。
身体が整う、身体が良い方向に変わるかどうかは日常生活の過ごし方が90%を占めます。
睡眠以外の時間は個人差がありますが1週間に約112〜117時間もあります。
セッションを週2回受けたとしても週に2時間。
この日常とセッションの時間を比較しても重要度は『日常』です。
なぜ日常生活が重要なのか
人には、それぞれ動作の癖が必ずあります。
その動作は個人の職業やライフスタイル、つまり習慣によって形成されます。
日常の動作にエラーが無ければ問題はないのですが、悪い癖があると日々、その癖を強化することになります。
いち早くその癖に氣づき、改める作業が必要になります。
「悪い癖の強化」を「理にかなった身体の使い方」に変えることが出来れば1週間の多くの時間を有意義な時間に変えられます。
日常生活の質を変えなければ身体が変わることはありません。
スポーツ整体の役割
スポーツ整体のセッションは
- 「自身の癖が何なのか」
- 「悪い癖の具体的な改善方法は何なのか」
を知るために利用して欲しいと思っています。
癖を治すには、やはり時間を要します。
先にも述べたように、セッションだけで、身体が整っていくことはありません。
むしろ、セッションで得た知識や方法をどれだけ日常生活で意識し、実践できるかが非常に重要です。
今の自分自身は今までの習慣が作り上げています。
もし、今の自分を変えたい、良くしたいのであれば、習慣を変えない限り変わることはありません。
大切なのは、悪い癖を取り除き「理にかなった正しい動作」を習慣化することです。
よって、スポーツ整体を受ける頻度は「自身の癖が何なのか」「悪い癖の具体的な改善方法は何なのか」を理解できて日常生活で意識し、正しく実践できていれば月1回とかでも良い訳です。
方法が合ってるのか不安になったり、正しい動きを見失った時などに、またスポーツ整体を受けていただき修正、そして改善。
この流れを繰り返して整えていきます。
この過程を繰り返していくと、身体に変化が出てきます。
- 「痛みがなくなった」
- 「動きやすくなった」
- 「身体が軽くなった」
結果が出れば、意識と動作は正しかったということです。
こうなってくると、人は欲が出てきます。
「もっと、こうなりたい」と。
新たな目標が出来れば、その時にもスポーツ整体を利用してもらい、その目標に向けたサポートができればと思います。
とは言え、頻度の目安が欲しいという人も少なくありません。
以下に目安を記すので、ご自身でベストな頻度を考えてみてください。
スポーツ整体に通うベストな頻度
スポーツ整体の頻度は、個人の目的によって変わってきます。
- 不調の改善
- 健康維持
- スポーツなどのパフォーマンスアップ
など大きく3つに分けてみます。
不調の改善の場合
不調改善の場合 週2回以上
不調を抱えていると言うことは、コップに溜まりに溜まった水がついに溢れたという状態です。
かなりの長期間、悪い動作を繰り返していたことになります。
この悪い癖は当然ながら無意識で行っています。
なので、非常に厄介なのです。
まず、自身がどんな癖で動作をしていたのかを真に理解するのに時間が掛かります。
さらに、定着した悪い癖を改め、正しい動きを脳と身体が理解するのに時間が掛かります。
この2つが日常生活の中で、「これだ」と言う実感、感覚が出るまでは、できるだけフレッシュな感覚を持てる時間を増やしたいので
週2回以上をおすすめします。
健康維持の場合
健康維持の場合 月1〜2回
現状に不満がなく、不調も感じておらず、今の健康状態を維持したいのであれば週1回もしくは、月1〜2回でも良いと思います。
ただ、そのような方の場合、私は必ず目的、目標を作る提案をします。
私は、何となく「健康維持」=「現状維持」という感覚を持っている人が多いのではないかと思っています。
それだと退化するスピードに負けてしまいます。
健康維持はあくまで攻めです。
アクティブに動く、アクティブに暮らすことこそが健康維持です。
スポーツなどのパフォーマンスアップの場合
スポーツ目的 週1回 or 週2回以上
どのようなパフォーマンスアップをしたいのかにもよりますが例えば、「課題の動きを克服」がテーマであれば身体の使い方の問題が大きいので、頻度はその人の動きの理解度によります。
日常的に実践できるのであれば週1回でも十分です。
自分1人で動いたみた時に「これだ」という感覚がない場合は週2回以上で脳と身体に叩き込む時間を増やしても良いと思います。
その他、オフシーズンなどを利用して筋力を上げたい、筋肉量を増やしたいとなると週3回ぐらいは必要になります。
スポーツ整体の副産物
スポーツ整体は目的に合わせた改善もさることながら、副次的に狙っていない効果が出ます。
不調や痛みの改善のために身体を整えていくと、必ずといっていいほど他のこともよくなっていきます。
例えば、
- 寝付きが良くなった
- 目覚めが良くなった
- 身体が何か軽くなった
- 肩こり、腰痛が消えた
- 歩きやすくなった
- 全くできなかったヨガのポーズが急にできた
- いつも上がってる階段で息切れしなくなった
- お腹周りがスッキリしてきた
- 氣持ち明るくなった
などなど…
思いもよらぬ副次的効果がもれなく付いてきます。
スポーツ整体を行うと、「動きたくなる」「動いてないと氣持ち悪い」という感覚が持てるようになるので、自然とアクティブな身体になっていきます。
最初は症状改善で始めたスポーツ整体も、習慣化してくると、健康への意識は高まり、自分の思考、動作、所作にまで意識が届くようになるため、いつのまにかセルフスポーツ整体を行えるようになっていきます。
そして、やりたいこと、挑戦してみたいこと、目標が次から次へと出てきます。
このサイクルができると「いつまでも遊べる身体」へと変わっていきます。
アクティブな生活こそが、楽しい人生を創ります。
「体技心」語呂は悪いですが、使える身体があって、初めて技は磨けます。
使える身体、動ける身体があれば、目標は達成できます。
そうやって、小さな成功体験を積み重ねれば楽しくなってきます。
やがて心は楽になり、そして自信が湧いてくるはずです。
まずは、1つしかない大切な自分の身体と向き合ってみてはいかがでしょうか?
全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定資格 NESTA-PFT 取得
美尻トレーナーとしてMBS系列「痛快!明石家電視台」「メッセンジャーの○○は大丈夫なのか?」に出演