トレーニングノート

“脚” の冷え性は “足” の冷え性から!!

寒い冬に悩まされるのが冷え性、特に足や手先が冷え切ってしまい毎年苦しい思いをしている方も多いのではないでしょうか。特に末端が冷える 「足」 の冷えは多いですが 「脚」 が冷えるという方はそう多くはないと思います。「あし」 には実は2つの種類があります。

「脚」 → leg → くるぶしより下のあし

「足」 → foot → くるぶしより上、ふくらはぎと太もも

いわゆる末端冷え性は 「」 の冷えを意味します。太ももやふくらはぎが冷えるという方もいると思いますが「太ももが冷える!」 「ふくらはぎが冷える!」 と言うよりは 「足先が冷たい!」 と言う方のほうが多いはずです。

では、ここからが本題です。“冷え性はなぜ起こるのか?”ここが皆さんの気になるところだと思います。「寒いから仕方ない」 「冷えた地面の冷気を感じるのが足だから」 「冬場でもスカートなどを履くので足首から冷える気がする」etc… このような外的要因も間違いなく関係してくるのですが本当にそれだけでしょうか?「キレイなお肌は内側から」 とよく聞きますが冷え性も考え方は一緒で内的要因が何なのかということを考える必要があります。冷え性の場合は骨や筋肉の状態に問題はないかという点に着目することが肝要になります。

まずは最も多くの人を悩ませている末端冷え性について解説します。簡潔に言うと足先まで血液が行き届いていないということです。「なぜ、血液が足先まで行き届かないのか」、ここを考えれば問題は解決します。上述したように外的要因も間違いなくありますが骨の位置がずれていたり、機能すべき筋肉が使えていなかったりすることで血流は制限されます。末端冷え性の人の多くは足の指が使えていないことが多く、足の裏で地面を捉える事が難しくなり、人間の土台となる足裏が安定していません。

しかし、安定しないからといって日常生活を止めることはできません。他のどこかでカバーすることで日常生活を過ごすことになります。その代償を強いられるのが足首です。足首を固めることで足部を安定させようという働きにシフトします。この足首を固める動作を担う筋肉がふくらはぎとなります。そうなるとふくらはぎは過剰に働きすぎるため、どんどん硬くなっていきます。また、太くもなっていきます。こうなると、“第二の心臓” と言われるふくらはぎが硬さによって弾力を失い伸張、収縮の動きが悪くなり血を心臓へと送り返すことが難しくなります。そうなることで血流が滞り、冷えに繋がり、さらにはむくみにも繋がることになります。これが冷え性のメカニズムです。

冷えるのは太ももの硬さが原因!!

上述したように足の指・足裏が使えていないことは非常に大きな問題となります。この影響で重心は常に太ももの前側・外側へとかかってしまいます。この状態で日常生活を送るということは常にそこを使い続けるということになります。これが起因となり太ももは前側・外側が硬くなってしまいます。硬い部分はもちろん血流の悪化を招きます。太ももが冷えることも、太くなってしまうことも、足の指、足裏が使えていないことが根底にある問題と言えます。まずは足の指(MP関節)を使えるようにしていきましょう。

の 「こり」 「はり」 は解消しておきましょう!!

足の指、足裏が使えていないことでかかる脚への負担は 「ふくらはぎ」 「太ももの前側・外側」 に請け負います。この部分は硬くなって行き、最終的には 「こり」 「はり」 となって悪さをします。この 「こり」 「はり」 は緩めたり、伸ばしたりすることで緩和されます。これが解消されない限り、硬さは改善しない上に冷えにも、トレーニングにも悪い影響を与えたままとなってしまいます。

よって、冷え性の改善の流れとしてはまずは 「こり」 「はり」 をリリースやストレッチで解消し、MP関節を自力で動かせるようにすること立つとき、歩くときなど日常生活でたこ足で過ごせるようにすることが冷え性改善、美尻・美脚への近道と言えます。まずは足裏という人間の土台を作りましょう。そうすれば、足の冷えも次第に解消されることになります。