旧心斎橋パーソナルトレーニングnavis
navisの1号店を移転してから5年半が経ちます。
5年半の間に、美容室、レンズ屋さんと早々に移り変わり、
現在は中国の爆買いの影響を受けて、
ドラッグストアへと変貌してしいます。
1号店の思い出もなかなか強烈なものがありましたので、
買い物ついでにちょっとみてきました。
当たり前ですが1号店の時と随分変わってしまいました。
現在の様子 ↓↓↓
以前の様子 ↓↓↓
面影が残っているとするとこの辺りでしょうか。
太陽光と格闘した日々を思い出します。
あの頃からずっとトレーニングを続けてくださっている、
お客様には、ただただ感謝の想いです。
あの店舗を知っているスタッフも西原だけになってしまいました。
思えばあの店舗のスタートは不動産屋と貸主に騙され、
(騙された私が完全に悪かったのですが…)
オープン日にオープン出来ないという(その後3ヶ月間も…)
とんでもないずっこけ方からスタートしてしまいました。
預金残高はどんどん減少し、経営状態は火の車。
体重も7kg痩せて、もう全てが破れかぶれ状態でした。
鬱憤を晴らしてやろうと、エリザベス女王杯という大きな競馬のレースで、
3番人気の単勝7.9倍、武豊騎乗のポルトフィーノ。
インスピレーションで、この馬が1着で駆け抜けると確信したので、
個人通帳に残っていた、なけなしの5万円を単勝で全部いきました。
1着で駆け抜けてくれれば、40万円のお金が入ってきます。
心臓がはち切れそうなくらいバクバク。
スターターが合図をしていよいよゲートが開く。
開いた瞬間ポルトフィーノがスタートでつまずき、武豊落馬。
その瞬間5万円はパー。放心状態で画面を見つめ続ける。
カラ馬(騎手が乗ってない競走馬をカラ馬といって、
途中でとめる訳にもいかないのでそのまま走らせてしまう。
もちろん失格なので何にもならない。)になったポルトフィーノは、
一生懸命走っていた。最後の直線では、大外からスルスルと脚を伸ばし、
見事1着でゴール。ポルトフィーノが1着で駆け抜けるという、
僕の直感は一応見事に当たったのだが、経営と一緒でスタートでこけた。
こんなネタのようなことが現実で起こりうるのか。
と、ただただ、放心状態と変な冷や汗がでたのを今でも覚えています。
そんな淡い記憶を思い出させてくれたnavisの1号店。
ドラッグストアになったことで、
行きやすくなりましので、慢心しそうになった時は、
初心に戻る為にもちょこちょこと訪れてみたいと思います。
以上navis山田がお送り致しました。